髪は、体の一部分でありながらも「イタイ」いう痛みを感じません。
痛みを感じないがゆえに、傷んだ髪の状態は分からないまま放っておか
れがちです。
多くの方が、歯が痛んだ時は即座に歯医者さんへ直行しますが、髪が傷
んだからといって、すぐに美容室へ駆け込むことはありません。
人は痛みを感じないとすぐには行動しないのです。
しかし、痛みを感じないがゆえにそのまま放って置くと大変なことにな
ります。
十年後、二十年後、「あ〜、あの時もっとケアしとけば良かったなぁ。」
と後悔する前に、簡単集中ケア法で髪を守ってあげましょう。
では、最初に傷んだ髪の状態を知ることから始めます。
傷んだ髪とは、キューティクルが傷ついている状態。
髪にとって刺激の強いパーマやヘアカラーをおこなうと、キューティク
ルが壊れてしまうのです。
でも、キューティクルが傷ついているといっても、実際どんな状態か想
像つきませんよね。
そこで、あなたの肌を思い浮かべてください。
あなたの水々しいお肌に刺激の強い液剤が塗られたとしましょう。
すると、肌はどうなる?
角質がボロボロになり、水分を失う
↓
ガサガサの乾燥肌へ
いやぁああああ!!!
ちょっと想像するだけでも恐ろしい話です。
髪も肌と同じようにパーマ剤やヘアカラー剤を塗られると、極度の乾燥
状態に陥ります。
傷んだ髪は水分を失い、乾燥したパサパサ髪になるのです。
では、その傷んだ髪を簡単にケアする方法とは?